2011年06月17日

148. 名所江戸百景79 堀切の花菖蒲

名所江戸百景シリーズの第79弾、今回は、堀切の花菖蒲である。

堀切の花菖蒲.jpg

この絵は、堀切菖蒲園の一面に咲く菖蒲を描いたものである。

堀切菖蒲園の始まりには二説ある。

一つは、室町時代、堀切村の地頭久保寺胤夫が、家臣の宮田将監に命じ、陸奥国郡山の安積沼から花菖蒲を取り寄せて栽培を始めたというもの。

もう一つは、江戸時代、百姓の小高伊左衛門が、趣味で各地の花菖蒲を集めて庭で栽培したというものだ。

江戸時代、家康、秀忠、家光の三代将軍の花癖が元で、多くの花が江戸に集まり、江戸は、世界に類を見ない園芸都市に発達した。広重も多くの花を描いている。加えて、広い敷地に庭園を持つ大名屋敷で埋め尽くされていたのだから、本当に美しかっただろう。

さて、花菖蒲の話に戻すと、江戸っ子は、「受け咲き」と言われる、花弁が垂れずに水平に、時にはやや抱え咲きに近くなるほどの花形を好んだ。この広重の絵もそうなっている。細かい。

明治13年(1880年)の地図

堀切の花菖蒲.JPG

堀切は江戸ではないので切絵図ではカバーされていない。

左の大河は隅田川・鐘ヶ淵、綾瀬川が右下に走る。その北側に堀切村の文字が見える。

現在の地図


より大きな地図で 堀切の花菖蒲 を表示

荒川放水路が新たに加わったが、隅田川と綾瀬川は残っている。

そこでの写真

cameraroll-1307836776.134529.jpeg堀切の花菖蒲.jpg

パーフェクト!

以上
posted by Yogi at 22:10| 東京 ☁| Comment(0) | 名所江戸百景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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