2011年04月05日

125. 名所江戸百景56 愛宕下藪小路

名所江戸百景シリーズの第56弾、今回は、愛宕下藪小路である。

愛宕下藪小路.jpg

雪の白、川水の青、門の赤、竹の緑、トリコロールと緑が非常に美しい絵だ。

この川は桜川、赤い門は愛宕神社の門(あるいは真福寺の山門)、竹は加藤越中守上屋敷の北東の角にある竹やぶの竹である。左の屋敷は土方備中守下屋敷、and/or田村右京大夫屋敷の塀だ。

『藪小路』の『藪』は、この竹藪の『藪』のことで、江戸名所図会にも描かれている名所であった。

藪小路.JPG

安政5年(1858年)の地図

愛宕下藪小路.JPG

画面真ん中やや左下に愛宕山が見える。その前の南北に走る道、その道沿いに流れる川が桜川。桜川を愛宕山から北上すると、加藤越中守上屋敷が確認できる。ここの北東の角から、愛宕山方面を眺めた絵である。

尚、『藪小路』は、地図にキャプションが無いが、加藤家屋敷の北端を東西に走る道のこと。絵の真ん中を走る道ではない。

現在の地図


より大きな地図で 愛宕下藪小路 を表示

ブルーポイントが広重推定立ち位置、ブルーラインは推定視線、黒線が藪小路、赤い囲み西側が加藤家屋敷、東側が土方家・田村家屋敷である。

そこでの写真

cameraroll-1301995530.993131.jpeg愛宕下藪小路.jpg

なんとか、雰囲気は残っているか。。。

以上
posted by Yogi at 19:54| Comment(0) | 名所江戸百景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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