2011年02月06日

98. 名所江戸百景29 日本橋江戸ばし

名所江戸百景シリーズの第29弾、今回は、日本橋江戸ばしである。

日本橋江戸ばし.jpg

この絵は、日本橋の上から江戸橋を望んだ絵で、日本橋川南岸の白壁の蔵をも構図に取り込んでいる。江戸橋に向こうには、『鎧の渡し小網町』で描いた小網町の蔵も見える。

安政5年(1858年)の地図

日本橋雪晴.JPG

地図真ん中東西に流れるのが日本橋川、西から、一石橋、日本橋、江戸橋の文字が確認できる。又、日本橋と江戸橋の間の日本橋川南岸には『クラチ』の文字も確認できる。

現在の地図


より大きな地図で 日本橋江戸はし を表示

ブルー・ポイントが広重の推定立ち位置、赤い線が視点向きである。
今は、嘗ての蔵地は野村証券本社ビルが建ち、牧野豊前の屋敷は三菱倉庫が建つ。これら2つのビル共に古い建物で趣がある。

三菱倉庫

IMG_0300.JPG

広重推定立ち位置から、推定視点向きで現在の写真

IMG_0309.JPG日本橋江戸ばし.jpg

これはこれでなかなか良い。

江戸名所図会にも描かれていた。但し、主役は江戸橋ではなく、日本橋と江戸橋の間の日本橋川南岸に立っていた四日市の様子である。

四日市.gif

日本橋は魚河岸だが、江戸橋は草物、野菜、乾魚の市、四日市だった。毎月4日に市を立て繁昌した。明暦の大火後、防火のため封疆蔵(どてぐら)が築造された。下から石で畳み揚げ、上に屋根を覆っていたという。上総国への木更津船は、江戸橋土手倉脇より毎夕発船し、荷客を運送する、大形五大力船だった。

以上
posted by Yogi at 12:49| Comment(0) | 名所江戸百景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。