2011年02月05日

96. 名所江戸百景27 鎧の渡し小網町

名所江戸百景シリーズの第二十七弾、今回は、鎧の渡し小網町である。

鎧の渡し小網町.jpg

安政5年(1858年)の地図

鎧の渡し小網町.JPG

真ん中に『鎧ノワタシ』の文字が見えると思う。広重は、日本橋川の西側の鎧の渡しの渡し場から、対岸の小網町の白壁の蔵を描いたのである。

現在の地図


より大きな地図で 鎧の渡し小網町 を表示

今は鎧橋が架かっている。ブルーポイントが広重の立ち位置、赤いラインが視点向き、黒い線は蔵跡推定地である。

現在の写真

IMG_0293.JPG鎧の渡し小網町.jpg

名所江戸百景を知ってか知らぬか、今そこに建つビルも、いずれにしても白い壁にしてくれている。丁度遊覧船が通ってくれた。暗くて分かりづらいかもしれないが、画面奥に後ろ姿を見せている。

江戸名所図会にも描かれている。

鎧の渡し.gif

やはり、この白壁が美しかったのだろう。

しかし、『鎧』とは、何故。なんでも、この辺りは昔大きな川があり、平安時代の永承年間(1046〜53)に、源頼義が奥州平定の途中、ここで暴風・逆浪に遭い、その船が沈みそうになったので、重い鎧を海中に投じて龍神に祈りを捧げたところ、無事に渡ることができたため、以来ここを「鎧が淵」と呼んだといわれているとのこと。

以上
posted by Yogi at 12:53| Comment(0) | 名所江戸百景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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