2011年04月11日

131. 名所江戸百景62 千駄木団子坂花屋敷

名所江戸百景シリーズの第62弾、今回は、千駄木団子坂花屋敷である。

千駄木団子坂花屋敷.jpg

とにかく、桜が素晴らしい。こんなところに花見に行きたいものだ。

画面上右に描かれている建物、これは『紫泉亭』と呼ばれる茶亭であり、嘉永5年(1852年)に、千駄木の植木屋宇平次という人物が開いた『千駄木花やしき』内に作られたもの。四季折々の花木が植えられ、江戸近郊ということもあり、大いに賑わったそうである。その建物に続く坂は団子坂、手前の池は、諸説あるようだが、紫泉亭の庭園に作られた庭であるとのこと。

安政5年の地図

千駄木団子坂花屋敷.JPG

画面真ん中に、『小笠原右京』の下屋敷が見える。その南には、根津神社が確認できる。小笠原下屋敷の西側に南北に走る道、これが現在の藪下通りである。根津神社の裏門に続いている。その藪下通りを北に向かうと、『世尊院』の文字が見える。その、藪下通りを挟んだ向かいに、『四季花屋敷』の文字が見える。それが紫泉亭である。又、そこを東西に走る道、これが団子坂である。四季花屋敷の団子坂を挟んだ北側に、『元根津 植木屋多シ ダン子坂』の文字が見える。

現在の地図


より大きな地図で 千駄木団子坂花屋敷 を表示

ブルーポイントと黒線が四季花屋敷推定跡地、赤ポイントが広重推定立ち位置、赤ラインが推定視線。

そこでの写真

cameraroll-1302426374.968688.jpeg千駄木団子坂花屋敷.jpg

かろうじて、団子坂の雰囲気は残っている。が、江戸の頃の景色が素晴らし過ぎて、残念でならない。

最後に、広重の他の絵、本江戸土産 千駄木団子坂花屋敷

絵本江戸土産 千駄木団子坂花屋敷.jpg

以上
posted by Yogi at 07:34| Comment(0) | 名所江戸百景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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