2011年04月02日

124. 名所江戸百景55 八景坂鎧掛松

名所江戸百景シリーズの第55弾、今回は、八景坂鎧掛松である。

八景坂鎧掛松.jpg

実に美しい景色である。手前の坂が八景坂。上り切ったところに台地があり、そこに一本の大きな松がある。松の向こうには江戸湾、その向こうには房総の山並みが見える。海沿いの松並木の道は東海道、突き出た半島の集落は品川宿である。だから、北から、松越しにほぼ真南を向いた絵である。

鎧掛松というのは、源義家が東征の際に鎧を掛けたことからその名があるという。

明治13年の地図

八景坂鎧掛松.JPG

小さくて分かりづらいが、ほぼ真ん中に、『神明社』の文字が見えると思う。そこに松があった。
神明社の文字の直ぐ右に大きな道が通っているように見えると思う。それは道ではなく線路である。明治5年(1872年)に、新橋横浜間で日本初の鉄道が開業されたが、その線路である。神明社の文字の右下には、『乗車場』と言う文字が見えると思う。

現在の地図


より大きな地図で 八景坂鎧掛松 を表示

日本最初の線路はそのまま東海道本線になっている。

そこでの写真

cameraroll-1301641496.455235.jpeg八景坂鎧掛松.jpg

鎧掛松の株跡があったそうだが、それも今はもう無い。だから、南向きにかろうじて眺望が伺える境内の位置から撮った。写真に松が見えるが、それは鎧掛松ではない。ビルが建ち、眺望も、全く面影が無い。

残念

天祖神社の写真も載せておく。

cameraroll-1301641506.542874.jpeg

江戸名所図会にも描かれていた。

image-20110407211942.png

広重の絵本江戸土産にも

image-20110407212035.png

以上
posted by Yogi at 09:10| Comment(0) | 名所江戸百景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。